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BOOK 文芸


ダーリンの頭ン中
「ダーリンは外国人」のシリーズ。「ダーリンは外国人」よりも、より言語オタクさを追求した、言語の不思議さ・面白さ、ということにこだわった作品であるが、今までの楽しさももちろん失われていない。なんとなく勉強した英語も、もっと楽しみながら学習できるのかも、と感じられる。日本語でも新たに知ることもたくさん。




恐竜王
いま巷で噂の仕掛け本です。
私も欲しくて買いに行ったのですが駄目でした…。
TVでの影響が、さらに輪をかけたそうです。仕掛け本というのは、手作業の部分が多いらしく、製作にかなり時間がかかるそうです。 しかし、何かすごい表紙ですね。




平成マシンガン
中学1年の朋美。自分をさらけ出さない朋美は、友人とのささいな行き違いでクラス全員から迫害され、家では父親の恋人との間に軋轢を抱える。そんな彼女は、いろいろ悩み傷付き成長していく。
私はこの本を一行読んだだけで、何とも言いがたい少女の焦燥感を感じた。何で?て思われるかもしれませんが、一度立ち読みしてください。すぐ分かると思います。分からなかったらゴメンナサイ…。




姑獲鳥(うぶめ)の夏
京極夏彦氏のデビュー作品。まず驚かされる。その題名や表紙の絵などもその対象であるが、その本の厚さにである。 この写真からでは判断できないが、ハンパではない。それは本屋に行って確認して下さい。
そして内容はというと、こちらもハンパではない。
見るもよし、読むもよし、とにかくパンパではない作品です。



ロンリーコンプレックス
これはこの時期に読むととても寂しくなるような…。 しかしだからこそ読んで欲しい。とくに男性の方に呼んでもらいたい一冊です。
年頃の女性が何を考え、何をしたいのかが, 分かるようになるのではないでしょうか…。



幸福な食卓
「父さんは今日で父さんであることをやめようと思う」という宣言から始まります。 平凡な日常を、中学生から高校生になる女の子の目線でつずる、切ないけど暖かい、最近では珍しい?ほんわかした家族のあり方を問う作品です。

 


人間の証明
黒人男性の死をキッカケに始まり、最後はさまざまな登場人物達が1本の線につながる。最初から最後まで本当に、無駄がないと思わされる作品です。 森村誠一氏の作品にはいつもそう思わされてしまう。




大地の子
長編ですが、あっという間に読めてしまう・・・というか、読みたくなってしまう本です。戦争が残した傷跡、残留孤児。当時の時代背景など多くを考えさせられます。 最後まで読みきったとき、晴々とした気分になるでしょう。とにかく読んでみて下さい。

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